From:志木市内の整体院より
こんにちは!整体院昌―MASA―院長の米満です。
今回も体温についてお話していきたいと思います。
前回は、現代人の体温の現状についてお伝えいたしました。
今回は、低体温になる原因と対策についてお話していきたいと思います。
それでは、なぜ、現代人は昔に比べて体温が低い人が増えてしまったのでしょうか。
【低体温の人が増えた原因】
- 食生活の変化
日本人の食卓にも、毎日のように洋食が並ぶようになりました。
ご飯、味噌汁、魚、煮物などの和食中心の食生活を送っている人の方が少ないような現状です。
また、インスタント食品やお菓子などもあふれ、平熱の平均が36.8度と言われていた50年前に比べて食生活は大きく変化をしました。
脂肪と糖分を過剰摂取し、ビタミンやミネラルが不足しがちな食生活は、体内でエネルギーの生成が弱まって体温の低下につながります。
食生活は体づくりの基本ですから、このような食生活を長く続けることで、低体温の人が急増したのです。
- 運動不足
世の中が便利になるにつれて、自然と運動する機会も減ってしまいました。
今まで歩くしか手段がなかった道も、車やバスなどで簡単に移動できるようになったり、ゲームなどをして過ごすことが増えることで、外で体を動かす機会も減少しました。
時代の進化とともに、日常生活の中で体を動かす機会が奪われて運動不足の人が増えてしまったのです。
運動不足による筋力の低下は、エネルギーをつくり出す力が弱まって低体温のリスクを高めます。
さらに運動によって血流が悪くなり、体が冷えやすくなってどんどん体温を下げてしまうという悪循環が生まれてしまいます。
- 姿勢の崩れ
携帯電話やスマートフォン、パソコンなどの普及により、ストレートネックや猫背の人が劇的に増えました。
また筋力の低下による姿勢の崩れも目立ちます。
姿勢の悪さは血行不良を招き、体温の低下につながってしまいます。
- ストレス社会
現代はひどいストレス社会だと言われています。
昔は許されていたことも今では制限されることが増え、子供の頃から我慢ばかりを強いられて、ストレスを抱えやすい人が増えたことも、低体温の人を増加させている理由の一つです。
- 快適な環境
暑い夏には、クーラーを効かせて部屋を冷やす。
寒い冬には、ストーブや暖房で部屋を暖める。
こうすることで汗をかく機会が減ったり、室内と外の気温差に自律神経を乱される人が増え、低体温の人を生み出します。
このように、時代の変化とともに低体温のリスクが上昇してしまいました。
低体温にならないために、自分の体温を上げるためには、生活習慣の見直しが必要です。
【体温を上げる生活習慣】
・栄養バランスの整った食生活
・間食や暴食を控える
・過度なダイエットはしない
・適度な運動を行う
・冷たい飲み物ばかりを飲まない
・夏は冷房を効かせすぎない
・なるべく湯船に浸かる
・姿勢を正す
・飲酒や喫煙を控える
・露出の少ない服を着る
・ストレスを溜め込まない など
体を冷やさないことを心がけながら、体を温める方法を取り入れていきましょう。
根気よく続けていけば、体温を上げることは可能です。
低体温を抜け出して体温を上げ、健康で若々しい体づくりの基本を整えましょう。
ではでは!